れいじてんてーサッカー観戦記

サッカー観戦の感想とか。主にジェフユナイテッド市原千葉。

2019選手まとめと2020移籍状況

シーズンもオフとなり、選手の移籍状況などが出揃いました。ジェフは来季尹晶煥新監督になることもあって「地獄の特訓に恐れおののいて大分出て行ってしまうのでは?」と言うことを仰る方も少なくないのですが、今のところ杞憂に終わるのかなって気がします。 さて、ポジション順に見ていきますかね。 (書いてたのはその頃で、ようやく加筆して出しますw)

GK

1. 鈴木 椋大 → 完全移籍加入

懲罰的に外されてた優也の代わりにゴールを守っていた我らが守護神! 所属元のガンバ大阪がファジから一森選手を引っこ抜いてしまったので「あれこれりょうた帰れなくね?」と心配しましたがなんとジェフが無事お買い上げです。勇人の引退会見の時にも姿を見せてたので思った以上にジェフ愛が強いのでしょう。今年もよろしくお願い申し上げます!

22. 佐藤 優也 → 更新

ハイラインの申し子、ジェフの正守護神はガッツが溢れすぎてて前に出すぎて裏に蹴り込まれて失点!と言うシーンを良く見ましたが、今年はどうなのでしょうか? 大幅に戦い方が変わりそうですが、「優也が出てる!」ってだけで何か興奮するので沢山姿を観たいですね!

30. 相沢 ピーターコアミ → 更新

試合で観ることはなかったですね。今年は天皇杯とかで観れるといいな。

31. 大野 哲煥 → 栃木SC期限付き移籍

そこそこいい年のサードキーパーでしたが、活躍の機会には恵まれませんでした。

DF

2. ゲリア → 更新

足はめっちゃ速いのですが、やや守備に難があって、夏頃は超絶狙われまくっててメンタルが心配な状況になりました。。。今年も米倉のバックアップとしてベンチに並ぶことになるのですかね? よろしくです!!

3. ベラスケス → レンタルバック

結局活躍を観れたのは天皇杯ぐらいでしたねえ。ファジの控え陣にボッコボコにされちゃったわけですが。。。スピードも守備もそこそこ良くて、いい右のSBだと思いましたが、ちょっと性格に難があった印象です。

4. エベルト → ヴィスワ・クラクフ(ポーランド)に期限付き移籍

なかなか去就が発表されませんでしたが、ようやく出ました! 今年の6月までジェフとの契約が残ってるらしくて、それまではレンタルで、期限切れをもって完全移籍するらしいですよ先方の発表では。デカいだけの動く壁みたいなイメージでしたが、末期はデカい相手外人フォワードにとにかくぶつける!みたいな役割が確定してから大分光った印象あります。新天地でも頑張って!!

5. 増嶋 竜也 → 完全移籍加入

去年の段階で完全移籍加入待ったなしなくらい元々ジェフ愛の強すぎる選手でしたが、その時は所属元の柏レイソルがJ2に落ちてしまったので戦略上やむなくレンタル延長みたいになってましたが、今年はようやく悲願の完全移籍加入ですね! 実家もフクアリのすぐそばらしいのでこのまま蘇我の地に骨を埋めて欲しいです。盲腸からの復帰後はあんまりパッとしなかった印象ありますが、今年もなにとぞ!

16. 鳥海 晃司 → 更新

ポジショニングや積極性がやや足りないのか増嶋選手や船山選手にピッチ上で怒られまくってる印象が強かったのですが、9月のアウェイのファジ戦からボランチ起用されるようになってこれからが楽しみな選手です。勇人につづく千葉のバンディエラ候補としてクラブには大事にしてもらいたいですな。

17. 新井 一耀 → 完全移籍加入

ややオラオラな印象のある市川市出身で名古屋からレンタルでやってきたCB。増嶋選手が盲腸で離脱してからは鳥海くんと励ましあいながらゴール前を守っていた印象です。最後の方のホーム戦でイニエスタみたいなド正確で度肝を抜くロングキックを見せたときは驚きました! 他所からオファーあったようですが、契約更新とともに結婚も発表! 今年も頑張って!!

28. 乾 貴哉 → 水戸ホーリーホック期限付き移籍

攻撃に特徴のある左のSB。時々意味不明に鋭いドリブルとか見せてましたが、全体的に足下が今一つな印象がありました。長谷部さんのいなくなった水戸ホーリーホックになんの縁があって呼ばれたのかよくわかりませんが、隣の県にはお兄ちゃんがいる環境下! 成長して帰ってきてくださいな!!

33. 安田 理大 → 更新

更新一番乗りはミチ! 去年の初めの頃はムチムチンなワガママボディ引っさげて左のSBにいたような記憶があります。攻撃になると明らかに生き生きする選手で、ミチ、ミキ、アランの交代セットで送り込まれるとワクワクしたもんです。

37. 本村 武揚 → 正式加入

見木と同様の特別指定選手。見木とは違ってそんなに出場機会はなかったですね。今年こそはみたい!

49. 下平 匠 → 更新

ふんわりクロスが代名詞の技巧派左SB。クレーべが脅威たり得るのは彼のクロスがあってこそです。ヨネのレーザービームみたいなクロスは船山くらいじゃないとなかなか合わせられないのですが、下平のは高さで競り勝てればそのままチャンスになり得るので良いのです。キック精度は高いのでプレースキッカーやったりもしてましたが、そこはそんなにチャンスが作れては居なかった気がします。

50. 米倉 恒貴 → 完全移籍加入

ガンバからレンタルで来るときのコメントが片道っぽかったので、まあ来てくれるんだろうなと思ってましたが、結構時間掛かりましたね。出たての頃は「ハハッ、ゆうてJ2やろ?」みたいな若干ナメたプレーもちょいちょい観られましたが「こりゃ本気ださなあかんやん」みたいな感じになってって、右のSBはヨネしか居ないぜ!みたいな気持ちになりました。さすが元J1トップ選手なだけあって、その辺のJ2選手をフェイント1回で抜き去ったりするのはスゲーな!って思いました。今年も期待してます!!

MF

6. 田坂 祐介 → 更新

期待のベテランボランチだったはずが9節のファジ戦で大怪我してまさかの長期離脱です。向こうも主力ボランチ上田康太選手がこの試合でケガして長期離脱してしまったのですが、天皇杯フクアリで復帰してジェフをギタギタにやっつけてリベンジしたのは忘れられません。なので、今年は6月のCスタでお返ししてやって下さい! そしてそれまでケガせず何卒!!

7. 佐藤 勇人 → 引退

18年間本当にありがとうございました。オシムイズムの体現者としてピッチを縦横無尽に駆け回っていたのは忘れません(´;ω;`)ブワッ

8. 堀米 勇輝 → 更新

我らが甲府の跳ねっ返り、ホリゴメッシは今年もジェフでプレイしてくれるみたいで何よりです。なにせ俺がジェフユナイテッドライフを送る決意をしたのは彼のプレイを観てしまったからなのです。スピード、キック精度、足下の巧さは間違いなく日本トップクラスでJ1でも普通に通用するレベルだと思いますが、高さがない、守備が荒すぎる(一発レッド喰らう殺人スライディングとか)、スタミナが持たなすぎるという欠点もデカいという、使いづらさもあるのでそんなに活躍できなかった印象です。寿人との相性は良さそうなので、寿人と一緒にフィールドに出てる姿を観たいものです。

13. 為田 大貴 → 更新

虎視眈々と7番を狙う野生児。見たまんまのイケイケオラオラスタイルでドリブル力に定評があり、足下にボールが来ただけでスタンドが「確変リーチ予告キター!」くらいに湧く。残ってくれてありがとうございます!!

14 小島 秀仁 → 更新

足下の技術の鮮やかな天才ボランチはケガに泣かされるシーズンになってしまいました……

18. 熊谷 アンドリュー → 更新

40節に8枚目のイエローを貰ってしまい早々リーグ終了になってしまった悲劇のボランチ。自陣寄りのポジションだとあんまり良いところないが、敵陣バイタル付近では妙な輝きを発してました。来季は浩平とともに中盤の穴を空けないように何卒お願いします!

20. 矢田 旭 → 更新

印象としては茶島と堀米を足して2で割ったような選手に思えました。江尻監督が左利きのMFだったので特別な期待を寄せられていたようです! 残ってくれて何より、今年も活躍が見たいものです。

22. 工藤 浩平 → 更新

2019シーズンでは夏過ぎ辺りからボールホルダーを執拗に追いかけ回すホーミングミサイルのようなプレイをしていました。佐藤ツインズのユース時代からの舎弟で、ジェフというクラブよりは佐藤ツインズに懐いている印象です。球際が超弱いとか江尻監督には言われてましたがテクニック自体は凄くあるように見えました。今年もがんばってください!

25. 茶島 雄介 → サンフレッチェ広島に復帰

高さを生かしたプレー以外はなんでも出来る万能選手。基本的には左右SHどっちでも使われてた印象。広島でもガンバって下さい!

38 本田 功輝 → 更新

2番目(たしか)に更新を決めたジェフの未来枠。アンドリューとかにとても可愛がられてる印象です。フィールドで観れるといいなあ!

39 見木 友哉 → 正式加入

最終節栃木戦を一緒に観に行った友達が「動けてるの見木しかいない」と言っておりました……去年の段階でも「困ったときの見木」みたいな感じにはなってたのでさらなる活躍を期待したいです!

FW

9. クレーベ → 完全移籍加入

2019のジェフの完全なる主砲。今季17得点のリーグ8位タイは快挙。守備はあんまりしない上にすぐ危ないプレーをしてカードを貰うこともしばしばだったが、大概の空中戦には勝つし、キープ力も異常で頼れるポストプレーヤーでした。どっかに引き抜かれそうな気もしてましたが、残ってくれて何よりです。

10 船山 貴之

FWでありながらプレースキッカーも務めるジェフのファンタジスタ……なのですが、頼られすぎて段々調子が落ち込んでいったような気がします。クレーべと大変仲が良くて、Cスタで観たアップはほっこりさせられるものがありました✨️

11 佐藤 寿人

名古屋から18年ぶりに帰ってきた日本を代表するスーパーアタッカー! 特に裏抜けの技術は抜群で、数多くの寿人フォロワーを生み出したと言われています。フィールドで観たプレイの印象は自陣ゴールから敵陣ゴールまで縦横無尽に走り回る兄、勇人とは逆に、基本的には敵最終ライン周辺をウロウロしてる感じです。プレスバックもするのですが、そこまで守備が上手いって感じではなかったですな。割と成績がクロッサーに左右されるタイプっぽく、ジェフでは寿人にバッチリ合わせられるクロッサーが育たなかった印象はありますが、ヨネの弾丸クロスに寿人の肉体がついて行ければ無敵だったんじゃないかとは思います。クレーべが残ったり川又や山下が新加入したり今年も高さで捻じ伏せる戦い方なので余り出番がないかもですが、寿人ユニ買ったので寿人観たいです!!!!

21 アラン ピニェイロ

メインアタッカーとして取ってきたはずが振るわず、すっかりクレーべにポジションを奪われてしまった感がありましたが、定まらない右SHに置かれたときが一番活躍しました。攻守にバランス良く動けるタイプなのでしょう。去年はケガでちょっと早めに居なくなってしまいましたが、今年は沢山活躍を観たいですね!

38節から40節までざっくり振り返る

気が付いたら今年は残り2試合、J2残留が決まってホッとして江尻監督の退任が発表されましたがいかがお過ごしでしょうか。 (この記事を書き始めた当時の話)

江尻監督の話は別エントリーで書きますね。

38節アウェイ山口戦

アラン・ピニェイロここに来て覚醒! 1ゴール1アシストの大活躍空しく80分、88分と終了間際にパスコス入れられて2-3で負けてしまいました……

とは言え試合内容自体は悪くなく、とりわけアラン・ピニェイロ選手の右SHの有効性が見えたので良かったなあって感じです👍

39節ホーム金沢戦

残念な負け方したものの収穫も大きかった前節を経てホーム、フクアリツエーゲン金沢を迎えます。

昨日はフクアリでジェフ×ツエーゲン金沢戦! やや既視感のあるメンバー表で「そんな布陣で大丈夫か」って思ったけど大丈夫でした!!勝つっていいねえ!!#jefunited #ジェフユナイテッド市原千葉 ツエーゲン金沢

天気も悪かったせいか、客入りも悪く7000人弱しか入ってなかったのですが、熱が凝縮されたような感じがあってスタジアムの雰囲気は最高でしたね🔥

逆にこんな中いらしてくれたツエーゲン金沢サポーターの皆様には感謝が尽きないですね。

金沢サポの皆さんホントありがとう😭

新しい旗貰いました。2本目! 両刀で振り回しましたとも!

勝ったぞー!!

お疲れさまでした! 熱い試合をありがとう!!

なぁりたのおとこぉぉ〜♪

鳥海選手が前節累積イエローで出場停止、せっかく形になってきたボランチどうすんねんと思ってましたが普通に浩平選手が下りてきて、トップ下に船山選手が返り咲きました。

この頃はトップ下でホーミングミサイルやってる浩平選手の姿ばかりで忘れてましたが、彼の本職はボランチだったんですよね。CBの間まで下りて試合を的確にコントロールする姿が印象的でした。今のジェフの最大の武器とも言える下平米倉の両SBが遠慮なく上がれて金沢陣営を脅かします。

一方前線のコントロールは船山選手が的確にやっていたイメージです。妄想かも知れませんが浩平選手と細かくコミュニケーションを取ってたような気がします。

40節ホームヴェルディ

前節金沢戦で快勝しノリノリでむかえたヴェルディ戦です。

試合後ジェフゴール裏にやって来る元ジェフ3戦士。いつでも帰っておいで!

両者拮抗した戦いだったような気がします。 後半にクレーべと勇人が流血するデスマッチになってしまいました。 ピッチ上で血を流しながら戦う選手が再来週には引退とかマジで信じられませんね……

勇人流血の時に勇人を気遣う元ジェフのエーコこと小池純輝選手が印象的でした👍

逆に元ヴェルディなのは佐藤優也選手とアラン・ピニェイロ選手ですな。アランはここ2試合得点決めてるだけに恩返し弾を期待したいところでしたが、途中で怪我して居なくなってしまいました……

アンドリューも累積イエローで早々と今シーズン終了。来年は頑張ってくれよな!

これは0-0のスコアレスでした。

38節山口戦を前に3節山口戦を振り返る

どうもこんにちは。千葉ダービーが散々だったり、なんだかにわかに「ジェフレディースをジェフ、ジェフトップチームをジェフメンズと呼ぼう」みたいな謎の流れが生まれてきてる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

気持ちはわからなくもないんですよ。ジェフレディースの方が「チームでサッカーやってる感」が凄くあるので。トップチームはモンハンで言えば マルチプレイでクエスト入ってるのに3人キャンプから出てこなくて実質ソロクエ みたいな場面が多いので、余裕で乙って(ボールロスト)しまうわけです。

ただ、夏に米倉が入る前後当たりでしょうか、局所的にはチームで場面を攻略するシーンが出てくるようになりました。シーズン前半は左サイドを為田単騎でバビュンと切り裂いたり、切り裂こうとして潰されたりみたいなことが多かったのが、下平とか左SBと連携してワンツーとか使いながらラインキワキワではなく、もう少し内側のハーフスペース辺りを駆け上がるようになりましたね。あとはFWとトップ下/左サイド/右サイド/ボランチ/CBみたいな縦割り関係がなくせていけたら良いのかなと思います。

枕が長くなりましたね。

3/10の「サトーの日」

と言うわけで3節山口戦。この日が僕の「シーズン通してジェフ観戦にのぞむデビュー」になったのです。

因みにこの日、寿人選手はベンチにも居ませんでした。サトーの日なのに。。。漏れ聞こえてくる話ではエスナイデル監督(当時)と何かあったのでしょう。 フォーメーションは4-2-3-1。ボランチとして取ってきたはずの田坂祐介選手が右のSBに入ってます。この頃から 右サイドヤバかった のでしょうね。 最初の頃はこの辺で観てました。近くの売店サッポロクラシックという札幌でしか呑めないはずのビールが売られていて良かったのです。 この試合結果にはパシオン!が突き刺さりますね……! つらみ。 開始15分で堀米勇輝選手が一発レッドで消えて、10人で戦うことを余儀なくされましたが、まあこうなりますよね、って結果。次はリベンジだ!!

この日は1トップがまだアラン・ピニェイロ選手なんですね。途中からクレーべ選手に交代して見事得点を挙げたのが2019年アルチレイロ伝説のスタートになったのです。

千葉……ダービ……(メモはここで途切れている

いやあ、サッカー漬けの週末でしたね。いや、龍が如く0が楽しすぎてようやく終わらせて4周遅れくらいで始めたアイスボーンやりたい気持ちは強いのですけど、ヤバいくらい進んでません。今更焦ったって遅れまくってるのを取り戻せるわけじゃないのでのんびりやるだけです。

ジェフレディースの試合すごかった

さて、我らがジェフユナイテッド市原千葉のシーズンシート/ハーフシーズンシートにはジェフレディースの試合を2試合くらいただで観させてくれる特典が付いてて、まだ使ってなかったので10/19にフクアリまで観に行ってきました。知らなかったんですけど、レディースって券種がジェフシートかそうでないかくらいしかなくて何処で観ても良いんですね。

対戦相手はAC長野パルセイロレディース。調べてみたら千曲市のチームみたいで、最高に大変なこの時期にわざわざ千葉までいらっしゃったのですね。ありがたいこと極まりないです。千葉のも相変わらず大変ですが、お互い頑張りましょう。

ジェフサポからの横断幕。ホントこういうの良いですよね。

試合の方は開始30分くらいであっという間に2点決めてジェフレディース快勝でした

控えめに言ってジェフレディースめちゃくちゃ上手くてビックリしました。ポジショニングと縦の連携が絶妙でした。立ち上がりで飛ばしすぎたのか、後半押され気味でしたけど、良い試合展開だったのではないでしょうか。今後もタイミング見て観戦に訪れたいと思います。

良い気分で弾みを付けて明日に望みましょう!

(山形戦の時も前日にファジ×ヴェルディ戦でファジ快勝で良い気分になってたらボロ負けした話は忘れておきましょう)

さてダービー当日

と言うわけで迎えたダービー当日です。

いつもはぼっち観戦ですけど、この日は高校入ってからの最初の友人を連れてきました。彼はサッパリサッカーに興味はないのですが、試しにね。

試合開始2時間前でこの客入りです。最終的には14,950人になって15,000まであとちょっと!って感じでしたが、フクアリってこんなに人が入るんですね。

ダービー戦と言うこともあり、この日は特別なビッグフラッグも掲出されました。ALL YOU NEED IS FOOTBALLカッコいい。

ってな感じでスタジアムのボルテージは最高潮!! と思いきや、柏サポがここは柏熱地帯(柏ホームスタジアムの三協フロンテア柏スタジアムのホーム側ゴール裏席)ではありませんが?レベルで盛り上がって居るのに、千葉側サポーターはいつも来てそうな人たちしか盛り上がってない感じです。かなしい。

試合展開も柏のプレッシャー負けしてミス連発して良いようにされてしまう山形戦の時とあんまり変わらない感じでした。千葉のストロングである左サイドはもちろんのこと、米倉砲を搭載した右サイドもきっちり対策されて何もさせられなかったなって感じでした。

ただ、ジェフの守備内容が凄く悪かったのかって言うと、エベルトはちゃんとオルンガの封じ込め頑張ってたし、為田もガッツ溢れる守備をしていたし、かなり頑張ってたと思います。前回はほったらかしにして良いようにやられてたクリスティアーノも、今回は負傷交代させるくらいにはハードに当たれていたと思います。(ケガさせること自体はよくないけど)

攻撃面では余り良いところなかったですね。鳥海は本職DFのボランチなので守備はしっかりやるし、果敢に長めのパス出すし悪くなかったなー思います。アンドリューとコンビにするよりは勇人とやった方が面白かった気もしますが。結局後半で交代させられてしまいましたが、個人的には最後まで信じてあげても良かった気がします。鳥海君は7番を継ぐ最有力候補だと思うので!

あと、負け戦でイチかバチかで寿人カード切るのはどうなのよ、って気はします。1分間に2点取った伝説を持つ男なので気持ちはわからなくないのですが、ちゃんと寿人へのパスルートの設計はしてあげて?って思いますね。。。

まあ、次節の山口には3節でホームで5点も毟られただけに、3点で済んだのは御の字として、アウェイでは6点ぐらい取る逆襲を見せて欲しいですね!

佐藤勇人引退会見を観て

ジェフユナイテッド市原千葉のバンディエラ、頼れる我らがキャプテンの佐藤勇人選手が今季限りでユニフォームを脱ぐことになりました。

たぶん、ユザワヤで作ったと思われるスーツを身に纏い、昨日(2019/10/16)フクアリのすぐそばにあるクラブハウスで引退会見を行いました。

バンディエラ、と言うのは本来1つのクラブだけで現役生活を全うする選手のことを指すのですが、勇人選手が会見でも述べているとおり2年間だけ京都サンガに居た時期がありました。まあ、オシム監督が代表に強奪されてしまったあの辺りのゴタゴタが原因のようです。直接名前は出しませんでしたが、会見の中でもオシム監督について言及してる箇所は幾つかありましたね。

そんなゴタゴタの中で京都に行ってる間にジェフはJ2落ちしてしまって勇人は慌ててジェフに帰ってきたようです。

そこから10年間奮闘したのですがついに2019シーズンでJ1昇格はおろか、残留も危ぶまれる順位になってしまって、ケジメとしてユニフォームを脱ぐことにした、とのことです。

僕は今年からサポっぽい感じになったので実感として知ってるわけではないのですが、ジェフはよそのサポーターから心配されるレベルで選手の入れ替わりの激しいチームです。チームの2/3がゴッソリ入れ替わってしまう年もありました。「実体のないチーム」などと言われる中、佐藤勇人だけがジェフの実体であろうとしてきたことは想像に難くありません。実際、長年サポーターをされてきた方は勇人を標としてジェフを応援してきたのではないでしょうか?

実際のプレーを観てても佐藤勇人と言う選手は常にピッチを走り回っています。比喩でも何でもなくホントに自陣ゴールラインから敵陣ゴールラインにまでいます。ボランチなのに。ピッチのどこかで数的不利が生じてたら何処からともなく悟空の瞬間移動のような速度で現れます。アタマの中で谷本先生の「ペース配分はしないで下さい! あと5分しかできませんよ!」と言う声が聞こえてくるかのようです。

1%でもゴールのチャンスが見えれば突拍子もないところからでも強烈なミドルシュートを放っていました。今季はそれがネットを揺らすことはなかったのですが、それを観たすべての人の心のゴールに突き刺さったのではないかと思います。

今季はJリーグが誇る伝説のストライカーであり、双子の兄弟である佐藤寿人選手も加入し、ジェフトップチームでは初の双子同時出場を果たすことができました。が、会見でも話していたとおりトップチームの高齢化を勇人はとても気にしていたようです。そう言えば34節岡山戦ではDAZNの実況で「千葉の平均年齢は……おっと30超えてるんですね」と言われていました。

引退会見ではしきりにジェフアカデミーの話をしていたのが印象的でした。今年(に限った話じゃないのかも知れませんが)のトップチームにはジェフアカデミー出身者は勇人、寿人、工藤浩平、鳥海晃司の4人しか居ません。期限付き移籍中の選手も含めればもう少しいますがまあまあ由々しき事態ではあるとは思います。

いわゆる「背中で語る」タイプの勇人は指導者になるつもりはないようです。(今年散々語ってきたはずなのに余りチームに伝わってなかったのは残念ですが……)

とは言え、ジェフのために一生を捧げたいと語っているので、おそらくジェフの会社には何らかの形で残るのだと思います。ピッチで駆け回る勇人を来年からは見られなくはなりますが、スタジアムやクラブハウスの何処かには居るんだなって思ったら、どんな形になってもジェフはジェフで居られる気がしています。

まあ、まずは20日千葉ダービー!を含めた残り6試合! しっかり勝ち点を伸ばして、無事J2残留して今季を終えられてから「お疲れさま」は言いたいと思います!

あともう少しだけ、頑張って下さい!!

ファジ戦を前にジェフの選手を雑に紹介する(FWだけ)

2019シーズンも残すところ9試合となりましたね。 我らがジェフユナイテッド市原千葉は勝ち点35の17位と全く予断ならない事態なのですが、9/29にファジアーノ岡山の本拠、シティライトスタジアムへ参ります。

まあ実は一昨年にCスタでファジの試合を観てからぼちぼちJリーグ観るようになって、今年の3/10のフクアリの山口戦から「ホームでイキりすぎてコテンパンにされてしまうジェフ」を観てから本格的な観戦ライフに入りました。なんなら今年の開幕戦はCスタで水戸戦観てました。その時の感想はおいおい書きます。

せっかくなんで、なんかブログにしときたいなと思ったので今更ながらにジェフってこんな感じのチームやで、ってのを書いておこうかと思います。

選手のお顔はこちらでご確認ください。 jefunited.co.jp

FW

ジェフはFW登録されてる選手が実は4人しかいません。特に日本人の若手FWが居ないのがクッソハラハラするのですが、何とかなるのでしょうか?

9: クレーべ

ファジで言うところのイ・ヨンジェ選手ポジションが元ブラジル代表クレーべです。

ポストプレーが上手く、どんなラフボールでも納めるし、囲まれても3人くらいまでなら何とかするキープ力が魅力です。 この頃はゴラッソ過ぎるゴールを生み出して名実ともにエースストライカーと言って良い選手です。

チャントは「オー! クレーべ! アルチレイロ(得点王)!」で、クレーべ本人も気に入ってるようで何よりです。

10: 船山貴之

ファジキラーとも呼ばれることもある、ファジサポには蛇蝎のように嫌われてるファンタジスタです。

昨シーズンまで11番でしたが、後述の佐藤寿人選手の加入時に、彼に敬意を表して11番を譲り、松本山雅FCに引っ張られてって町田也真人選手の付けていた10番を今年は付けています。

スペースを見つける能力に長けてて、たまに凄いところにパスを出しては両チームの度肝を抜いたりします(拾いに行けてないことも多いんですが)。

通常、中盤の選手が蹴ることの多いプレースキックも彼が蹴ることが多いです。クレーべに合わせたはずのコーナーキックがたまにそのままゴールにはいっちゃうこともあります。

最近はあまりコンディションが良いようには見えないのですが、謎に結果は残してるので、重宝されている感があります。

11: 佐藤寿人

18年ぶりにジェフに帰還した、Jリーグ総得点数No.2の生けるレジェンドです。サンフレッチェ広島で長いことプレイしてたのでファジサポさんたちもきっとよくご存知だと思います。

移籍元の名古屋グランパスでは多分寿人選手を広島から引っ張った風間八宏監督が最近解任されてしまったので、多分きっと何かあったのです。

「兄の勇人と一緒にジェフをJ1に」と意気込んで帰ってきたもののエスナイデル前監督とこれまた何かあったのか、ベンチにすら居ない日々を過ごしていました。

その後エスナイデル前監督が解任されて、ユース時代の師匠である江尻監督になってスーパーサブみたいな感じで使われています。

主力が怪我でみんな居なくなってしまった4月辺りは前線に立ってチームを引っ張っていた気がしますが、「寿人あんまりチームにハマってないかも」みたいな感じで徐々に出番が減っていきました。。。

前半戦、フクアリでファジとやったときはスタメンだったので、リベンジに!とスタメンで出てきてくれたら嬉しいですね。

21: アラン・ピニェイロ

東京ヴェルディからやってきた実績ある点取り屋で、エスナイデル前監督の頃はメインアタッカーとしてやっていましたが結果が出せず、何と未だに無得点です。

とは言え28節の大宮戦では相手キーパーの目の前に立って身体を張ってブロックして見木選手のプロ初ゴールを演出したりと、ステキなセンスを持っていたりはします。

個人技は優れてるのですが、周りの選手と余り噛み合ってない印象はあります。

フィールドに立つ姿はレオ・ミネイロ選手と雰囲気が近いので、もし出たらちょっと懐かしいような気持ちになるかもですね。

(追記)アラン実はSHが本職だったっぽくて、35節山形戦で米倉の前にいたときは凄かったですね! 累積警告で次の試合では見なくなりましたが(´;ω;`)ブワッ